一消費者が見る起業家としての在宅ワーク
最近ブログを読むようになって、
個人で起業したい人が多いことに驚いているおろなです。
今回は消費者側から見る在宅ワークを中心に話をしたいと思います。
minne.com私は手先が器用ではないので、消費者としてminne(ハンドメイドマーケット)をよく利用しますが
正直あまり高いと買う気が起こりません。私の買う基準は値段です。
ハンドメイドだし、500~1000円くらいまでと決めています。
そんな貧乏な私でも買える素敵な作品が売買されていることに驚きます。
minneでは出品者のプロフィールを見ることができますが、そこには大体主婦と書いてあります。「あぁ。旦那さんの収入があるから利益は求めてないんだな。」とついつい考えてしまいます。
ハンドメイド作品を作るのは大変です。材料費もかかるし、何より時間がかかります。
売ってる方は自分の作品が使ってもらえればそれでいいのかもしれませんが、これでは私のような値段重視の消費者を増やすだけです。
これと同じようなことが、全ての在宅ワークにも起きていると感じます。
在宅ワークで有名なクラウドワークスのロゴマークコンペでは数万円で100件を超えるロゴが集まっています。
はっきり言って安すぎます!
私はロゴの適正価格は知りませんが、ロゴ作成だけで食べて行こうとしたら
これでは食べていけないことくらい分かります。
「足がかりになるかも。お金儲けよりも自己実現したい。」
このような隙間需要を狙い、在宅ワークを買い叩くクラウドワークスにはカチンときます。
私の周囲にはフリーランサーと言われる企業から独立した知人が何人かいますが、決して自分を安売りすることはないですし、掛け持ちして何社とも契約しリスク分散しています。
更に自分は出来るんだ!というセルフマネジメント力が高いです。
この人なら信頼できそうとか、おしゃれっぽい、敏腕っぽいなど仕事を受注しやすくるイメージ作りも怠りません。
世間のイメージなんて簡単に操作できるものです。やりきる力があれば。
結局何が言いたいのか書いているうちに分からなくなってきましたけど、
このブログにすごく納得したのでリンクを貼っておきますね。
趣味としての作家活動、稼ぐつもりの作家活動が同じフィールドで活動し
価格を下げ、依頼する企業が出す依頼価格がどんどん下がっていく。
そして消費者も、安い方が良いという思考になっていく。
私は頭では労力を理解していますが、自分が買う時は安いものを選びます。
デフレスパイラルは本当に根が深いと思います。